【2025年最新】マッチングアプリの危険性と安全な使い方を徹底解説!事例と対策
マッチングアプリの危険性と安全に利用するための対策を徹底解説。情報漏洩や詐欺、ストーカー被害などの実例から、安全性の高いアプリの選び方まで。これを読めば安心して出会いを探せます!
◆本記事の公開は、2025年04月23日です。記事公開後も情報の更新に努めていますが、最新の情報とは異なる場合があります。(更新日は記事上部に表示しています)◆本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。◆特定商品・サービスの広告を行う場合には、商品・サービス情報に「PR」表記を記載します。
近年、出会いの場としてマッチングアプリの利用者が急増していますが、その一方で様々な危険性も指摘されています。
本記事では、マッチングアプリに潜む危険性を具体的に解説し、実際のトラブル事例を紹介しながら、安全に利用するための対策を詳しく説明します。
適切な知識と注意点を理解することで、マッチングアプリのリスクを最小限に抑え、安心して出会いを探すことができるようになるでしょう。
詐欺・ストーカー…マッチングアプリに潜む5つの危険性
「マッチングアプリに登録してみたいけど、なんだか危なそう…」
「実際に使うのが怖い。安心して使えるマッチングアプリってどう選べばいいの?」
こうした不安を感じている人は少なくありません。確かに、マッチングアプリを利用して嫌な思いをした人やトラブルに巻き込まれた人がいるのも事実です。しかしその一方で、安全に利用して素敵な相手と出会えた人もたくさんいます。
せっかくマッチングアプリを使うなら、トラブルに巻き込まれず良い出会いにつなげたいものですよね。
ですが、どんなに便利なサービスもリスクがゼロというわけではありません。 だからこそ、危険性を知り、それを避ける方法を理解することが大切です。
そこで、まずはマッチングアプリを使う際に注意すべき代表的な危険について詳しく解説していきます。
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個人情報漏洩
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詐欺・金銭トラブル
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ストーカー被害
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カモフラージュ
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セキュリティ関連
個人情報漏洩
マッチングアプリを利用する際には、自分のプロフィールや写真をアプリ内に登録することになります。
多くのアプリでは、本名ではなくニックネームで活動でき、住所や本名が他の利用者に公開されることはありません。しかし、個人情報が流出するリスクはゼロではありません。
特に注意したいのが、自分のプロフィール情報から特定されたり、マッチングした相手とのやり取りの中で個人情報を聞き出されたりするケースです。
LINEのID、電話番号、メールアドレス、住所などを何気なく伝えてしまうと、悪意のある人物に利用されることもあります。
実際、以下のような何気ない情報も、悪意のある相手にとっては重要なヒントになる可能性があります。
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勤務先や最寄り駅の話をする → 住んでいる地域を特定される
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出身地を伝える → フルネームと組み合わせると、SNSやネットで検索される
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よく行くカフェやレストランを話す → 生活圏を把握される
このように、知らず知らずのうちに個人情報を漏らしてしまうことがあるため、マッチングアプリを利用する際は慎重に行動することが大切です。
特に、昨今ではよりスムーズに出会いにつなげるため、マッチングアプリ内ではGPS=位置情報を活用して相手を探す機能を備えているものもあります。
これを悪用し、相手の生活圏や居場所の特定等を行う人がいるのも事実です。怪しいと感じる相手には慎重になり、個人情報を簡単に教えないよう心がけましょう。
詐欺・金銭トラブル
マッチングアプリにおいて個人情報関連のトラブルやリスクと並んでよく挙げられる危険性が、詐欺や金銭関係のトラブルです。
恋愛目的ではなく、自分のビジネスや宗教の勧誘に利用するというケースもあります。
最初は恋愛に興味があるように見せかけて親しくなり、信頼関係を築いた後で高額なセミナーに誘ったり、高価な商品を買わせたりするケースがあるのです。
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別アプリ誘導詐欺
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投資詐欺
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個人情報詐欺
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ロマンス詐欺・結婚詐欺
金銭的な被害だけでなく、個人情報の悪用というリスクもあります。例えば、知らないうちに名前やメールアドレスを相手に教えてしまい、それを使われて迷惑メールが大量に届くようになるケースもあります。
偽のサイトに誘導され、クレジットカード情報を入力させられる「フィッシング詐欺」の被害に遭う可能性もあります。
このような危険を避けるためにも、相手が「お金」の話をしてきたら警戒することが大切です。
どんなに魅力的な人に思えても、怪しいと感じたらそれ以上関わらないようにしましょう。
ストーカー被害
個人情報流出とも深く結びついているリスクが、ストーカー被害です。
アプリを使う人が増える一方で、それに伴いストーカー被害も増えてきています。
こうした被害を防ぐためには、ストーカーになりやすい人の特徴を知っておくことが大切です。
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返信が異様に早い
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疑り深く嫉妬心が強い
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個人情報に関する質問が多い
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自己中心的なメッセージ
マッチングアプリ上でのストーカーの特徴で最も多いのが、異様に返信スピードが早いことです。
相手が自分の行動パターンを把握しようとしている面もあると考えられ、常に監視されているようで不気味に感じることでしょう。
個人情報をしつこく聞いてきたり、自己中心的で聞いてもいない情報を教えてくるような相手も、ストーカーになりかねません。
おそらくやり取りしている中で「この人は危なそう」と感じる部分があるでしょうから、そうした相手には個人情報を教えないことはもちろん、ブロックや通報を活用するのも忘れないようにしたいところです。
カモフラージュ
アプリ上には、登録している情報をカモフラージュしている怪しい会員も存在しています。
マッチングアプリでは、相手が本当の情報を公開しているとは限らないため、慎重に見極めることが大切です。
特に、自分の都合の悪い部分を隠したり、偽った情報を載せたりしているユーザーに遭遇するリスクがあります。
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年齢詐称
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既婚者
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パパ活・メシモク
例えば年齢詐称は、特に40代以上のユーザーが30代に見せかけるケースが多く、プロフィール写真も過去のものや加工したものを使用していることがあります。
一見、恋人を探しているように見えても、実際は既婚者が独身のフリをしているケースもあります。
「平日に仕事が忙しくてなかなか会えない」「LINEや電話が特定の時間しかできない」などの特徴が見られた場合、既婚者である可能性を疑った方がいいでしょう。
既婚者と知らずに交際を続けてしまうと、相手のパートナーから訴えられて慰謝料を請求されるなど、思いがけず大きなトラブルに巻き込まれる危険性もあります。
そして、男性が特に気を付けたいのがパパ活やメシモク=食事目的の相手です。主に若い女性が恋愛目的を装ってアプリを利用し、最終的にはお金の援助を求めることが多いです。
こうしたカモフラージュは簡単にできてしまう一方、大きなトラブルに巻き込まれたり、金銭的なリスクにも発展する危険性をはらんでいるのです。
セキュリティ関連
セキュリティ関連でトラブルに巻き込まれるケースもあります。
セキュリティというと個人情報流出関連をイメージされるかもしれませんが、マッチングアプリにおいてよく使われる手口としては、マッチングアプリのメッセージ機能やLINEでやり取りをしている途中で、相手から別のサイトへ誘導するURLが送られてくるものがあります。
しかし、誘導された先のサイトが、詐欺目的の出会い系サイトや悪質な課金サイトである可能性が大変高いため、アプリ側も注意喚起を促していたりします。
実際に、国民生活センターには、こうした手口による被害の相談が寄せられています。
アプリで知り合った男性に出会い系サイトへ誘導され、チャットルームでやりとりするための手数料などとして高額な費用を支払わされた。騙されたと思うがどうしたらよいか。
安全対策の一環として、メッセージ機能でURLが送信できないよう設定されているものが多いですが、一度相手と個人の連絡先を交換してしまうと、その後のやり取りはアプリの管理外となり、怪しい勧誘や詐欺の誘いを受けても、運営側が介入できなくなります。
実際、日本のマッチングアプリ利用者を対象にした調査では、約5人に1人が「過去にマッチングアプリを通じたサイバー犯罪のターゲットになったことがある」と回答しています。引用:引用:PR TIMES|調査結果の詳細
この数字からも、誰もが被害に遭う可能性があることがわかります。
もし「怪しいな」「危険かもしれない」と感じる場面に遭遇したら、**アプリの運営元に問い合わせを行い、相手のアカウントに厳正な対処を取ってもらいましょう。
被害を未然に防ぐためにも、慎重な対応を心がけたいところです。
被害額数億円!?実際のトラブル事例と注意ポイント
詐欺やストーカーなど、自分とは遠い世界の話と思うかもしれません。
しかし、実際にマッチングアプリでトラブルに巻き込まれるケースはいくつも報告されています。
プロフィール詐称、金銭トラブル、ストーカー被害など、さまざまなリスクが潜んでいます。
ここからは、実際に発生したトラブル事例を紹介し、安心して利用するための注意点について解説します。
恋愛詐欺の実例
まずは、恋愛系マッチングアプリで実際に起きた詐欺系のトラブルです。
国民生活センターに、マッチングアプリを通じた金銭トラブルの相談が寄せられています。
マッチングアプリで知り合った女性と連絡先を交換するために、ポイント代金をクレジットカードで次々に支払ったが、結局連絡先は交換できなかった。返金してほしい。
支援金をあげるというメールが届き、お金に困っていたので返信したところ、出会い系サイトに誘導された。やり取りにはポイントの購入が必要だったが、いくら支払っても支援金を受け取る方法はわからなかった。返金してほしい。
最初の事例では、マッチングアプリで知り合った女性と連絡先を交換するために、何度もポイントを購入させられたものの、結局交換できなかったという被害が報告されています。
これは「連絡先交換をエサにして課金を促す」という手口で、実際には連絡先を交換する気がないまま、ユーザーにポイントを買わせ続けるのが目的だと考えられます。
もう一つの事例では、「お金をあげる」というメールを受け取った被害者が、興味を持って返信したところ、出会い系サイトへ誘導されてしまっています。
経済的な不安につけ込んで金銭を搾取する手口であり、冷静に考えればあり得ない話であっても、お金に困っている状況では騙されてしまうことがあります。
これら以外にも、金銭が絡む詐欺系のトラブルは各種起きており、中には数千万円、億単位といった大規模な額になった例もあります。
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高齢男性退職金3億円詐取事件
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台湾人女性FX3000万詐取事件
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ボイチェン暗号通貨詐欺件(延べ15億8,700万円相当)
こうした事例からも分かる通り、トラブルの内容によってはとてつもない金額の被害が発生しています。
特にFXや暗号通貨など、投資などに関する詐欺では大きな金額の被害が起きやすい傾向が見られています。
やはり、出会いを見つけるためのアプリの中で、投資、儲け話といったお金が絡んでくるような話を持ち掛けてくる相手は、ほぼ100%詐欺と疑っておいた方が良いでしょう。
不特定多数の相手を狙って騙そうとしてくるのが詐欺ですから、怪しいと思った時にはブロック、通報機能なども遠慮なく活用するべきです。
ストーカー・トラブルの実例
ストーカー気質のある人は、最初から見抜くのが難しく、ある程度親しくならないと本性がわからないことが多いものです。
マッチングアプリは出会いのきっかけを作る場ですし、特にストーカー気質のある人は、最初はとても優しく親しみやすい人を装うことが多いため、警戒心を抱きにくいかもしれません。
しかし、実際に会ってから態度が変わり、しつこく連絡を取ろうとしたり、断っても付きまとったりするなどのトラブルに発展するケースもあります。こうした被害は、実際に報告されています。
マッチングアプリを初めて一ヶ月程、とある人と知り合いました。共通のゴルフの趣味があったこともあり、わりとすぐに打ち解けることが出来ました。 実際に会うことになり、当日、ワクワクしながら待ち合わせ場所で相手を待っていると、そこに現れたのは写真で想像していたイメージとは少し違う男性でした。 デート中に感じたことも含めて、正直「また会うことはないな」と思いましたが、その後、アプリではこちらの返信を待つことなく不気味な連絡を何度もしてくるようになったので、そのままブロックしました。 しかし、ブロックして安心していた束の間、数日後にいきなり私のバイト先に現れました。実は、まだ会う前に話の流れでバイト先を軽々と教えてしまっていたのです。 110番通報し、その場は何とか乗り越えましたが、実害を受けていない事や、証拠がない為、その後警察に動いてもらうことはできませんでした。
引用:T.L探偵事務所
このケースでは、初めて会った際に「また会うことはないな」と感じたものの、その後の連絡で不気味さを感じるまでブロックをためらってしまった可能性があります。
アプリ内でブロックをしたことで安心してしまったものの、実際には相手がバイト先を知っていたために現実世界で接触される危険が残っており、被害を受けてしまっています。
最終的にこの方は探偵事務所への調査を依頼し、警察に確実に動いてもらえる証拠をキャッチ。相手に対する禁止命令を出したことで決着しています。
ストーカーと言えば女性が被害に遭いやすいもの、というイメージがあるでしょう。確かにそうした側面があるのは事実ですが、実は男性もマッチングアプリからストーカー被害を受けている実例があります。
先述した個人情報を悪用したり、デートをしてある程度相手の情報が分かった段階でストーキングを行うようなこともあり、ニュースで取り上げられたこともあります。
マッチングアプリから交際に発展した相手から度重なる嫌がらせを受けており、嫌がらせのメールやSNSでの成りすまし行為でストーカー規制法違反となり、逮捕されています。
ストーカーというと実際に相手の家まで付きまとう行為をイメージする方も多いでしょうが、監視していると告げる行為、面会や交際の要求、無言電話等も法律上該当します。
マッチングアプリでは情報の交換等も行いやすく、また相手の情報も入手しやすいため、男女共にストーカー被害に遭う可能性があるのは確かです。
危険人物との遭遇というカテゴリーにも当てはまりますが、交際後に豹変したといった事例もあるため、見分けるのも難しい部分があるのです。
プロフ~安全機能まで:マッチングアプリを安全に利用するための16の対策
気軽に出会える便利なツールであるマッチングアプリですが、一方でストーカー被害や詐欺、個人情報の流出などのトラブルも報告されています。
安心して利用するためには、事前にリスクを理解し、自分を守るための対策を取ることが大切です。
ここからは、マッチングアプリでのトラブルを防ぐために実践できる16の対策を詳しく紹介します。
プロフィール設定時の注意点
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個人を特定できる情報を載せない
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職業・居住地は詳しく書きすぎない
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プロフ写真は顔以外の雰囲気が分かるものにする
まずは、プロフィールに載せる情報の範囲について注意しましょう。
例えば現実そのままのフルネームを使っていると、簡単に検索されてSNSが特定される可能性があります。
また、LINEやInstagramなどのIDを直接記載すると、過去の投稿から不特定多数の人に知られることになり、トラブルに発展するケースも考えられます。
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本名
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住所
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電話番号
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勤務先
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学校名
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最寄りの駅名
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SNSのアカウント名、ID
職業や住んでいる場所の情報は、ある程度記載することで共通点を見つけやすくなりますが、詳細に書きすぎると個人が特定されるリスクが高まります。
「東京で会社員」と書くのは問題ありませんが、「〇〇区在住、〇〇業界の〇〇会社勤務」など具体的に書くと、勤務先を特定されやすくなります。
安全のために、「都内在住」「IT業界」「接客業」など、ざっくりとした情報にとどめるのがポイントです。
そして、写真については載せたほうがマッチ率が上がるものの、背景に注意が必要です。
自宅の外観や最寄りの駅、特定のカフェ・公園などが写っていると、場所を特定される恐れがあります。
たまたま映っていた電柱の住所などから特定される、といったケースもあるため、使うとしても背景がシンプルなものや風景をぼかすなどの工夫をし、こだわりがないなら趣味のアイテムやペットなど自分の雰囲気が伝わる写真を活用するのも良いでしょう。
初期のメッセージやり取りでの注意点
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本名や電話番号などは聞かれてもはぐらかす
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すぐ会おうとしてきてもメッセージでのやり取りを優先
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LINEやSNSはビデオ通話やデートの後
マッチングアプリのメッセージで、いきなり本名や電話番号を聞いてくる人には注意が必要です。
個人情報ですから、もし相手が悪意を持っていた場合、勝手にSNSを特定されたり、それこそストーカーの実例のように被害を受ける可能性もあります。
もし聞かれた場合は「まだアプリ内でのやり取りが安心だから」「もう少し仲良くなってから」と軽くはぐらかしましょう。しつこく聞いてくるなら、ブロックや通報を検討してください。
やり取りが始まったばかりにもかかわらずすぐ会おうとするのも、相手がどんな人か分からない状態で会うことになるため危険です。
相手から会おうと言ってきたら「まずはもう少しメッセージで話して、お互いのことを知ってから会いたい」などと伝えて、慎重にやり取りを進めましょう。

LINE、SNSのアカウントを教えるのも、あまり早すぎるとトラブルに利用される可能性があります。
本名などの個人情報を直接教えるわけではありませんが、特にプライベートなSNSのアカウントの場合、ほぼ個人情報の塊のようなものです。
そうしたものを教えるなら、少なくともビデオ通話や実際に会った後にしましょう。
「LINEはもう少し仲良くなってから交換しよう」「まずはアプリ内で話そう」と伝えるのが安全です。
各マッチングアプリでは必ずビデオ通話機能が使えますし、やり取りが一定以上続いたら使える、という条件付きのものもあるため、信頼できると感じてから交換するのをおすすめします。
実際に会う際の安全対策
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最初はカラオケなど密室で会うのを避ける
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人通りの多い場所で待ち合わせる
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相手の誘導で店に行かない
ある程度やり取りをして、デートをすることになった場合も、時間や場所に注意したいところです。
初対面の相手といきなりカラオケや個室の飲食店など、密室に近い場所で会うのは危険です。
周りに人がいないと、相手が強引な行動を取ってきても助けを求めるのが難しくなります。特に、お酒が入ると相手の態度が変わることもあるため、警戒心を持つことが大切です。
待ち合わせ場所も、できるだけ人通りが多く、明るい場所を選ぶことが重要です。例えば、駅の改札やショッピングモールの入り口など、周りに人がたくさんいる場所なら安心です。
逆に言えば、「裏道の静かなところで待ち合わせよう」と提案してきた場合は警戒が必要ということになります。
また、「いいお店を知ってるから、ついてきて!」と言って、こちらの意見を聞かずに一方的に店を決めて誘導する場合は注意が必要です。
というのも、ぼったくり店に誘導してくる可能性があるためです。
実際、行きつけのバーに行こうと誘われた結果、30万円近い支払いを請求されたことがニュースにも取り上げられています。
対処法としては、事前に自分でお店を決めるか、予約しておくことでリスクを回避できます。
もし知らないお店に行く場合は、Googleマップなどで口コミを確認し、安全な場所かどうかを事前にチェックしておきましょう。
警戒すべき言動とその対処法
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お金の話をすぐする→きっぱり断るか即ブロック&通報
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個人情報を詮索してくる→教えない or 広い範囲で教える
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過度に親密さを求めてくる→距離感を大事にする
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写真と実物が違う→ビデオ通話で事前確認
危険性やリスクの中で触れている通り、マッチングアプリ上では投資や稼げる話など、お金に関する話題を出してくる相手がいますが、一言だろうと持ち掛けてきたら要注意です。
お金の貸し借りや投資の話をするのは不適切。すぐに話を打ち切り、アプリの運営に通報しましょう。しつこく話を続けてくるなら、はっきり「関心がない」と伝えましょう。
マッチングしたばかりなのに、「どこに住んでるの?」「職場はどこ?」「本名を教えて」など、個人情報を詳しく聞き出そうとする相手には注意しましょう。
特に、住んでいる場所や職場を知られると、事例で紹介したようにストーカー被害など実害を被るリスクが高まるため、もっと仲良くなってから教えるか広い範囲で教える程度にとどめましょう。
「運命を感じる」「ずっと一緒にいたい」「もう恋人同然だよね?」など、極端に早い段階でなどに親密な関係を求めてくる相手にも警戒が必要です。

これは「ロマンス詐欺」などの事例に見られる特徴で、、最終的に金銭トラブルにつながるケースもあります。
警察庁からもこうした被害が広がっていることを受けて、「SNS型ロマンス詐欺」として注意喚起を行っています。こちらのペースを無視してグイグイ迫ってくる相手は、無理に関わろうとせず、ブロックすることも視野に入れてください。
そして実際に会ってみたら、「プロフィール写真とまったく違う人だった」というケースもあります。
加工しすぎた写真を使っている場合もありますが、全く別人の写真を使う「なりすまし」である可能性もあり、写真詐欺などとも呼ばれています。
マッチングアプリであればビデオ通話機能がありますから、実際に会う前に通話をして本人確認をするとトラブルを防ぎやすくなります。
もしここでビデオをオフにして通話のみにしてばかりの相手だと、写真詐欺など顔を見せるのに何かしら不都合がある可能性が高くなるため、会う前に見分けられるのです。
アプリの安全機能の活用法
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通報・ブロック機能
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24時間サポート
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本人確認
怪しいと思った相手がいる場合の対処法や、そもそも安全な相手と出会いたいのであれば、アプリの機能を確認、活用するのも忘れないようにしましょう。
まずはブロック、通報機能です。怪しい勧誘やしつこく連絡してくる相手は、すぐにブロックしましょう。悪質さが見える場合は、通報も併せてしておくと運営が退会等の対処をしてくれます。
多くのマッチングアプリでは、24時間体制でのサポートを実施しています。
他のSNSに誘導されて詐欺の被害に遭いそうになったなど、通報やブロックだけでは解決しないケースでは、24時間サポートを活用して運営に詳しい状況を報告することで、適切なアドバイスをもらえることがあります。

各マッチングアプリでは、本人確認を行うこともほぼ義務化されています。
新規登録時に行うものもあれば、メッセージ機能を活用する際に必須としているものもあり、タップルを例に挙げるとメッセージのやり取り前に本人確認書類提出を求めています。
運転免許証やパスポートなどの公的な身分証を使って本人確認を行っているユーザーには「本人確認済みマーク」が付くものもあり、マークのある相手を選べばなりすましや業者を避けられます。
基準を押さえるべし!安全性の高いマッチングアプリの選び方
マッチングアプリには様々な危険性が潜んでおり、どれだけ有名なアプリであっても被害ゼロにするのは難しい部分があります。
ですが、安全性の高いマッチングアプリを最初から選択しておけば、危険のリスクを下げられるのも確かです。
安全性の高さの基準となるのは、主に以下の条件を満たしているかどうかで判断できる部分が大きくなっています。
信頼できるアプリの特徴
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年齢確認
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身分証による本人確認
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運営会社情報の記載
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サポートなど問い合せ先が明確
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インターネット異性紹介事業届け出
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第三者の認証
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365日の監視・サポート
まずは年齢確認や本人確認で、利用者が未成年でないことや身分証の人物と利用者が一致しているか顔写真で確認を行っています。
「タップル」はサイバーエージェント、「ユーブライド」はIBJといったように、運営会社の規模が大きくサイトで会社の情報が公開されているなら、信頼性が高く安心して利用しやすいと言えます。
インターネットを利用して出会いを提供するサービスは、法律に基づいて「インターネット異性紹介事業」として届け出を行う義務があります。
届け出を提出されているアプリは、国の基準に則った運営をしているため、より安心して利用できる証拠と言えます。
さらに、マッチングアプリが取得している個人情報を適切に管理している企業に与えられる認証「JAPHIC(ジャフィック)」のような認証マークも、安全性を示すポイントの一つです。
各アプリの安全対策比較
各アプリでは本人確認や365日の監視サポート、インターネット異性紹介事業の届け出など、共通して安全のためのサポート体制を整えています。
やはり主要なアプリというだけあって、安全面での対策も一通り実施していることが分かりますね。
詳細な安全対策に関しては各アプリごとに分かれており、例えばwithではAI機能を活用した不正行為を行っているユーザーの早期検知、Omiaiでは不正行為を行ったユーザーがすぐわかるイエローカードなどの機能が特徴的です。
他にも、タップルならSNSのID送信を不可としていたり、東カレデートでは独身証明、年収証明、プライバシー保護機能の充実といった対策を取っています。
年齢・性別別のリスクと対策
三菱UFJリサーチ&コンサルティングが調査し、消費者庁が発表した「マッチングアプリの動向整理」によると、2020年以降にマッチングアプリを利用したことがある人の割合は、以下の通りです。
20代:約4割(42.7%)
30代:約3.5割(35.0%)
40代:約3割(32.7%)
このように、世代を問わず多くの人がマッチングアプリを利用していることが示されています。
特に20代では約2人に1人が利用経験があるほど、マッチングアプリが普及しており、30代・40代も3割以上が利用しているなど、若者だけでなく幅広い年齢層で活用されています。
こうした実態を踏まえたうえで、各年代や性別ごとで注意すべきことがあります。
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若年層:すぐに会わない、個人情報を教えない
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女性:体目的の男性や既婚者に注意
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男性:サクラやキャッシュバッカー回避のため月額制アプリを選択
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シニア:結婚詐欺やロマンス詐欺に注意
若い方に特にありがちなのが、便利だからと気軽に会ったり、個人情報を教えることです。最初の印象がどれだけ良さそうに見えても、必ず警戒心を持ちましょう。
女性の場合、体目的の相手とのトラブルが最も怖いかと思われます。プロフィールである程度見分けられる部分も多いため、事前に必ずチェックしておきましょう。
男性の場合、サクラ、キャッシュバッカーや美人局などいろいろと注意すべき相手がいます。大手アプリを選択することや、いきなりホテルに誘ってくるような相手に警戒するなどが対策となるでしょう。
シニアの利用者の場合、金銭目的のトラブルに特に注意しましょう。事例においても、20代女性に騙され数億円もの被害を被った方もいるほどです。
それぞれで注意点は異なりますが、怪しいと思ったらそれ以上関わらないことも大切です。
警察?弁護士?マッチングアプリで被害に遭った場合の対処法
マッチングアプリには様々な危険が潜んでおり、いつ被害者になるかは分かりません。
もちろん遭遇しない、巻き込まれないのが一番理想的ではありますが、実例としていろいろなトラブルが起きている以上、もし巻き込まれた場合にどう対処するかを想定しておくのも大切です。
最後に、マッチングアプリで被害に遭った場合の対処法について各種解説していきます。
詐欺被害の対処法
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証拠を残す・記録する
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警察・弁護士へ相談
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アプリ運営窓口、カード会社、銀行、消費生活センター等へ相談
マッチングアプリ詐欺に騙されたと思ったら、まず最初にやるべきことは証拠をしっかり残すことです。
焦って相手に連絡を取ったり、すぐにアカウントを削除したりする前に、過去のメッセージや相手との通話記録など、できるだけ多くの証拠を確保しておきましょう。金銭的被害があるなら、銀行の振込明細書やクレジットカードの利用履歴、領収書等も証拠になります。
内容が法律に違反する犯罪行為の場合、警察に相談することが有効な対策となります。
併せて、弁護士に相談することも非常に重要です。残している証拠を通じて相手を特定できているのなら、弁護士を通じて返金を求める交渉を行ったり、裁判を起こしたりすることで被害を回復できる可能性があります。
警察と弁護士の両方に相談することで、犯罪としての対応と、金銭的な被害回復の両面から解決を目指すことができます。まずは警察や弁護士の無料相談窓口などを活用し、適切な対応をとることをおすすめします。

専門の相談窓口を利用するのもとても有効な手段です。
例えば、銀行口座やクレジットカードが不正に利用されてしまった場合は、すぐに銀行やカード会社に連絡しましょう。早めに対応すれば、口座の利用を停止したり、カードを無効化・再発行してもらえたりする可能性があります。
消費者トラブルに関する相談窓口として「国民生活センター消費者ホットライン(188)」の利用もおすすめです。
詐欺被害や契約トラブルなど、消費生活に関するさまざまな悩みを相談できるので、困ったときは気軽に活用しましょう。
詐欺系のトラブルに遭った際は、一人で抱え込まずに早めに専門機関に相談することが大切です。
ストーカー被害の対処法
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警察に被害届を出す
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被害証拠を収集する
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調査のプロ(探偵事務所等)に依頼する
ストーカー被害に遭った場合、自分一人で解決するのは難しいことがほとんどです。無理に一人でどうにかしようとせず、早い段階で信頼できる人や専門機関に相談すべきです。
まず、被害の状況を記録し、すぐに警察へ相談してください。ただし、実際に被害が出ていない場合、被害届を出したとしても警察がすぐに動いてくれるとは限りません。
そこで、確実に証拠を集めるために、探偵事務所などの専門家に依頼することが有効な手段になります。
警察が動くための証拠には、「客観性」「連続性」「悪質性」といったポイントが求められます。
単なる「怖い」「不安」という訴えだけではなく、ストーカー行為が繰り返されていることを示す明確な証拠が必要です。
こうした証拠を個人で集めるのは難しいため、やはり専門家の力を借りるのが確実でしょう。
アプリ運営会社への通報・相談
「不快な気持ちになった」「怪しいアプローチを受けた」といった、相手からの軽い接触や不快な行動に対しては、無理に問題を大きくしない方が良い場合があります。
まだ実害がない状況なら、ブロック等で相手との接点を早めに切ることが最も効果的で穏便な方法です。
しかし、もし相手としっかりとした関わりがあったり、実際に被害を受けた場合は、すぐにアプリの運営者に連絡、通報しましょう。
運営側に知らせることで、不正な行動をしているユーザーに対して警告を出したり、最も厳正な場合には強制退会処分を取ってもらうことができます。
そもそも、こうした被害を避けるためには事前に怪しい相手を見分ける方法や、自分の個人情報の取り扱い方について十分に学んでおくことが非常に大切です。
プロフィールが不自然だったり、過剰に個人情報を求めてきたりする相手には警戒心を持つことが予防につながります。
まとめ
マッチングアプリには様々な危険性が潜んでいますが、適切な知識と対策を身につけることで、そのリスクを大幅に減らすことができます。
本記事で紹介した安全対策を実践し、怪しい言動には敏感に反応することが重要です。また、信頼性の高いアプリを選び、その安全機能を最大限に活用しましょう。
マッチングアプリは正しく利用すれば素敵な出会いのきっかけになります。安全を第一に考え、慎重に、そして賢く利用してください!
よくある質問
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マッチングアプリで最も多い被害は何ですか?
統計によると、金銭的な被害(投資詐欺や借金依頼など)が最も多く、次いで個人情報の漏洩、ストーカー被害の順となっています。
特に初期段階での金銭の話題には注意が必要です。 -
写真は必ず載せるべきですか?
出会いにつなげるためという観点からいえば、プロフィール写真は載せることをお勧めします。
ただし、個人を特定できるような写真は避け、顔がはっきりわかる写真と全身写真を組み合わせるのが理想的です。
完全に写真なしのプロフィールはマッチング率が低下するだけでなく、逆に怪しまれることもあります。 -
LINEやSNSはいつ交換すべきですか?
ある程度信頼関係が構築できてから交換するのが安全です。
目安としては、アプリ内で1週間程度やり取りした後、または2〜3回のビデオ通話を経てからがおすすめです。
交換する際も、専用のサブアカウントを作成するなどの対策をとるとよいでしょう。 -
初デートで気をつけるべきことは?
初デートは必ず人目のある公共の場所を選び、日中の時間帯に設定しましょう。また、信頼できる友人に行き先と相手の情報を伝えておくこと、自分で帰りの手段を確保しておくことも重要です。
アルコールの摂取は控えめにし、常に自分の飲み物から目を離さないようにしましょう。 -
安全性の高いマッチングアプリの見分け方は?
本人確認が厳格(免許証やパスポートによる年齢確認必須)であること、24時間のサポート体制があること、通報・ブロック機能が充実していること、実際のユーザーからの評価が高いことなどをチェックポイントにしてください。
大手企業が運営しているアプリも比較的安心です。

ユアマッチ編集部21名の編集部員が実際に様々なアプリを使って、アプリを調査しています。